画材について

画材の違いについて、どんな種類があるのかわかる程度に記載しています。
いたらない記述もあるかと思いますが、参考程度にご覧いただければ幸いです。


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 顔料(がんりょう)絵具 *

天然の鉱物を使ったものや、ミクロン単位の細かな粒に有機素材で色をつけたものなど、
絵具に独特の粒子があり、そのこまかな粒子が光を反射し色合いを出します。
耐光性(対候性)に優れ、顔料それぞれの質もありますので一概には言えませんが、
長期間色が変わりません。飾らずに暗所に保管すればさらに長く色を保ちます 。
お部屋に飾られるための絵は顔料を使ったものがお勧めです。


★ パステルは粉状の顔料を固めたもので、色鉛筆を柔らかくしたような描画表現ができます。

★ 色鉛筆は、固めた顔料を鉛筆状にしたものです。

★ 透明水彩はやわらかな発色が特徴で、にじみやぼかしの表現が美しく
透明度が高いので、下に描いたペンなどの線をそのまま活かす表現が出来ます。
薄いセロハンを重ねていくような加算した透明感と色合いが綺麗です。

★ ガッシュは不透明水彩のひとつで、絵の具自体が不透明です。
透明水彩では出せない色の特徴があり、暗い画面から明るい色を出すことも出来るので
下地を覆い隠しながら色を重ねていく、深い色の描画表現が出来ます。

★ アクリルは、非常に耐久性が強い絵の具で、化学変化を起こす心配がないことから
トールペイントなどの木工製品から、近年は油絵の具に代わるものとして広く使われています。
水彩風や油彩風にも描けるなど広い表現が出来る絵の具で、乾燥後は耐水性になります。

★ 油絵の具は古くからある絵の具で、海外の宗教画などで
目にされている機会が多いかと思います。保存次第では数世紀にも及ぶ耐久性があります。
衝撃に弱いので描画の表面に触れたり、用紙や布を丸めて保管することは厳禁です。
乾燥後は耐水性になります。

★ 日本画絵具は岩絵具、水干などあり、不透明水彩のひとつで、
絵具の媒体に膠を使うものを日本画絵具と表現します。
下地の表現方法も多彩で他の画材と併用して別の表現をすることも出来ます。
完全な耐水でなく、半耐水性になります。

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* 染料(せんりょう)絵具  *

科学的に作られたインクで、ポスターや印刷物に使われるインクなども
画材用のインクも、大きく分けるとこちらの分類になります。
耐光性が弱いので、染料が含まれる絵の場合は光を避け、暗所で保管するのがお勧めです。
粒子のない、なめらかな色合いが表現でき、他の画材にはない
独特の高い彩度で明るい色合いを出します。


★ カラーインク (ドクターマーチンなど)は彩度の高さが特徴的で、
他の画材に無い明るい色の描画表現が出来ます。

★ コピックはアルコール系のカラーインクをマーカー型にした画材です。

 

 

* お部屋に飾られる時のご注意 *

顔料で描かれているものがお勧めです。

顔料で描かれた絵を室内に飾る場合は、絵の具の種類や濃度によって
あまり長い期間飾っていると退色の恐れがあるものがあります。
(暗所で保管するには退色の心配は特にありません)

同じ顔料絵の具でも、飾るのに適した絵の具と、適さない絵の具があり
パステル、色鉛筆は耐光性が弱い為飾るには向きません。
数年程度であれば、透明水彩、ガッシュなどでも大丈夫です。

長期間、お部屋に飾る用途の時は、
アクリル、油絵の具、日本画絵の具(膠を使用したもの)で描いているものがお勧めです。
直射日光、高温多湿を避けて額装すれば長い間綺麗な色を楽しめます。
(上記の画材でも絵の具を2分の1以上薄めている場合や、
環境が劣悪な時は、あまり過信はされない方がいいと思います)

※ 上記の保存年数や耐久性は、私が使用している画材のメーカーの記述を
参考にしているものです。

 

使用画材

*  水彩紙 *
 
絵柄や効果にあわせて選んでいますので、特にこれといった紙は決めておらず
紙の表面にでこぼこがあり、長期保存に向いた中性紙で
コットンの割合の多い用紙を好んで使用しています。

*  保護剤 *

イラストの表面を保護するために、
水彩の場合は、バーニッシュ(対候性を上げる溶剤)、
アクリルや油彩の場合は、保護用のメディウムの上に
油性の保護ワニス(屋外展示作品用の溶剤、ペトロールなどではがすことも可能)を
表面に添付しています。
(商品説明に書いていなくても、上記の画材の場合は使用しています)

※ 保護剤とは、完全に紫外線などの対候性を防ぐものではなく
対候性を強くする為のものです。